この記事の要点

  • お尻の形は筋肉の量だけでなく、骨盤の傾きと股関節がどこまで後ろに伸びるかで変わる。
  • お尻が使えない人には「反り腰型(股関節の前が硬い)」と「平尻型(骨盤が後ろに倒れる)」があり、ゆるめる場所が逆になる。
  • B.E.Tでは壁立ち・片膝抱え・うつ伏せ脚上げ・片脚立ちで評価し、整体で可動域を戻してから臀筋を段階的に鍛える。

ヒップアップのためにスクワットやヒップリフトを続けているのに、お尻より太ももや腰ばかり疲れる。私たちB.E.Tが大阪・心斎橋(南船場)で受けるヒップアップの相談では、お尻の筋肉そのものより先に、股関節の動きに原因がある方が大半です。この記事では、お尻が使えない人に多い2つのパターン、理学療法士が股関節の動きで原因を見つける方法、整体で可動域を戻してから臀筋を鍛える順番を紹介します。

お尻の形は「筋肉の量」より「股関節の位置」で変わる

お尻の丸みや高さは、大殿筋(お尻の大きな筋肉)と中殿筋(お尻の横上の筋肉)の量だけで決まるわけではありません。土台になる骨盤がどちらに傾いているか、股関節がどこまで後ろに伸びるかで、同じ筋肉量でも形の見え方は変わります。

大殿筋のいちばん大きな役割は、股関節を後ろに伸ばすことです。ところが股関節が十分に伸びない状態では、お尻が力を出せる範囲そのものが狭くなります。足りない分は腰を反らせたり、太ももの裏で引いたりして補うため、いくらお尻の種目をしても刺激が入りにくくなります。ヒップアップの近道が「鍛える前に、股関節が動く範囲を確かめる」になるのはこのためです。

お尻の横上の丸みは「片脚で立つ力」でつくられる

中殿筋は、片脚で立ったときに骨盤を水平に保つ筋肉です。歩くたびに左右交互に働くはずですが、ここが弱いと骨盤が横に流れ、太ももの外側が代わりに踏ん張ります。その結果、お尻の横上はへこみ、太ももの外側だけが張り出して見えます。大殿筋と中殿筋のどちらが働いていないかで、お尻の形の崩れ方も変わります。

お尻が使えない人に多い2つのパターン

パターン1:反り腰型(股関節の前が硬い)

股関節の前にある腸腰筋や、太ももの前の筋肉が硬いと、立ったときに骨盤が前に引かれて腰が反ります。お尻は後ろに突き出て見えますが、実際には伸ばされた位置で引っぱられているだけで、力を出しにくい状態です。お尻の下側がたるみ、太もも裏との境目がぼやけやすくなります。

パターン2:平尻型(骨盤が後ろに倒れている)

反対に、太ももの裏が硬く、骨盤が後ろに倒れて腰が丸くなっている方もいます。お尻の筋肉が働く機会が少なく、横から見たときにお尻が平らで、ももの付け根から下に流れたように見えます。座っている時間が長い方や、猫背気味の方によく見られます。

どちらも「お尻が使えない」という点は同じでも、ゆるめる場所と鍛える順番は逆になります。自分がどちらかを見分けずに同じメニューを続けると、変化が出にくい理由はここにあります。反り腰の見分け方は反り腰の改善方法でも詳しく紹介しています。

理学療法士が股関節の動きで見ること

この4つを組み合わせると、硬いのは股関節の前か太ももの裏か、働いていないのは大殿筋か中殿筋かが見えてきます。お尻の形の悩みは同じでも、手をつける場所は人によって違います。

B.E.Tの60分:整体で可動域を戻してから臀筋を鍛える

  1. 評価:上の4つの動きでその日の股関節の状態を確認し、前回からの変化を見ます。
  2. 整体:反り腰型なら股関節の前と太ももの前を、平尻型なら太ももの裏と腰まわりをゆるめ、骨盤がまっすぐに戻れる範囲をつくります。
  3. トレーニング:3段階で進めます。

段階1:腰が反りにくい姿勢で「先にお尻」

仰向けや横向きなど、腰で代わりに動きにくい姿勢で、お尻が最初に働く感覚をつくります。

段階2:ヒップヒンジでお尻を使って立つ

股関節から上半身を倒すお辞儀の動きで、お尻を後ろに引いてから立ち上がる練習をします。ここで腰が丸まる、反る場合は段階1に戻ります。

段階3:片脚に体重を乗せて負荷をかける

ブルガリアンスクワットのような片脚種目で、お尻に体重を乗せた状態で負荷をかけます。中殿筋も同時に働くため、お尻の横上の形が変わりやすくなります。

可動域を戻さずに重さだけを足すと、反り腰型はさらに腰で、平尻型はさらに太ももの裏で代わりに動くようになります。整体とトレーニングを組み合わせる考え方はB.E.Tのメソッドで紹介しています。

自宅でできるセルフチェック:うつ伏せ脚上げ

  1. うつ伏せになり、両腕を重ねておでこを乗せる。
  2. 片方のお尻に手を当て、膝を伸ばしたまま脚を床から少しだけ持ち上げる。
  3. 持ち上げ始めの瞬間に、最初に硬くなるのがお尻か、太ももの裏か、腰かを感じる。
  4. 反対の脚も同じように行い、左右を比べる。

お尻より先に腰が反る、太ももの裏が先に硬くなる場合は、お尻の働く順番が後回しになっています。脚を高く上げる必要はありません。お尻から動き出せる高さまでで十分です。左右で順番が違う方は、片側だけで立つクセや脚を組むクセが関わっていることもあります。

現場でよく見る遠回りと、腰が痛む場合の目安

受診の目安

お尻の種目で腰やお尻から脚にかけてしびれが出る、安静にしていても痛む、急に強い痛みが出た、夜に痛みで目が覚める。こうした症状がある場合は、トレーニングより先に医療機関を受診してください。B.E.Tの整体は診断や治療を行うものではありません。

心斎橋から通う方へ:アクセスと時間帯

B.E.Tは大阪市中央区南船場4-14-1 南船場BRICK 502にあり、心斎橋駅から徒歩5分です。心斎橋駅からは地下街クリスタ長堀の北12番出口が最寄りで、本町駅(15番出口)・四ツ橋駅からも各徒歩5分、長堀橋駅からも徒歩5分圏です。営業は8:00〜23:00で、出勤前の朝や、心斎橋での仕事や買い物の帰りに立ち寄る夜の時間帯にも予約できます。

完全個室で1枠1組のため、お尻のトレーニングも人目を気にせず行えます。ウェアやシューズは無料でレンタルでき、手ぶらで来られます。初回体験では、カウンセリングのあとに理学療法士が上の4つの動きを評価し、反り腰型か平尻型か、どの筋肉から起こすかをその場でお伝えします。股関節の動きからお尻の使い方を見直したい方は、初回体験90分¥5,500をネット予約からお選びください。

よくある質問

Q. ヒップアップしたいのにスクワットで太ももばかり疲れるのはなぜですか?

股関節の前が硬い、または骨盤が後ろに倒れていると、お尻が力を出せる範囲が狭くなり、太ももの前や裏が代わりに働きます。膝が先に前に出るフォームもよく見る原因です。先に股関節の動きを確かめ、お尻から動く順番を覚えると効き方が変わります。

Q. 反り腰でもヒップアップできますか?

できます。ただし反り腰のままお尻の種目を続けると、腰で代わりに動きやすくなります。B.E.Tでは整体で股関節の前と太ももの前をゆるめ、骨盤がまっすぐに戻れる範囲をつくってから、お尻の種目を段階的に入れていきます。

Q. ヒップアップは自宅のトレーニングだけでもできますか?

お尻が先に働く感覚をつくる段階は、自宅でも取り組めます。ただ、自分が反り腰型か平尻型かで、ゆるめる場所と鍛える順番は逆になります。最初に一度、股関節の動きを評価してもらうと遠回りを減らせます。

Q. 心斎橋で女性が通いやすいヒップアップのパーソナルジムはありますか?

B.E.T Personal Gymは心斎橋駅から徒歩5分、完全個室・1枠1組で、他の利用者と顔を合わせずにトレーニングできます。代表トレーナーは理学療法士(国家資格)で、ウェアやシューズの無料レンタルもあります。

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