この記事の要点
- 整体とジムを一緒にするなら、順番は整体が先、トレーニングが後。ゆるめた範囲を、その直後に自分の筋肉で支える練習をする。
- 別々の日・別々の場所で通うと、整体で広がった動きが日常で戻り、ジムでは元の癖のまま鍛えることになりやすい。
- B.E.Tの1回60分は評価→整体→トレーニングで、心斎橋駅からはクリスタ長堀の北12番出口を出て徒歩5分。
肩や腰の重さは整体でほぐしたい、でも体型も変えたいからジムにも通いたい。心斎橋周辺でそう考えると、整体院とジムを別々に探し、別々の日に通うことになりがちです。理学療法士の立場から言えば、整体とトレーニングは「一緒に」、しかも「順番どおりに」行うことで初めて噛み合います。この記事では、なぜ順番が大切なのかを関節と筋肉の仕組みから説明し、心斎橋駅から徒歩5分のB.E.Tで行っている1回60分の中身を具体的に紹介します。
結論:整体が先、トレーニングが後。できれば同じ60分の中で
整体とジムを組み合わせるときの答えはシンプルです。
- 順番:整体で関節の動く範囲を戻す → その範囲を支える筋肉を鍛える
- タイミング:ゆるめた直後、動きが戻る前にトレーニングを行う
- 中身:何をゆるめ、何を鍛えるかを、最初の評価で決めておく
B.E.Tの1回60分は「評価 → 整体 → トレーニング」の順で、この3つを1回の中で続けて行います。整体院とジムを行き来する必要がなく、ゆるめた身体の状態を、そのままトレーニングに持ち込めるのが一緒に行う意味です。
通う回数を重ねると、整体の割合が変わっていく
通い始めのころは硬さが強く、整体に時間を使う日が多くなります。トレーニングで支える筋肉が育ってくると、評価のたびに戻りが小さくなり、整体は短く、トレーニングに使える時間が長くなっていきます。整体とジムを一緒にすると、この「ゆるめる量」と「鍛える量」の配分を、同じ担当者が毎回調整できます。
整体だけ・ジムだけだと戻りやすい理由
整体だけの場合
整体で硬くなった筋肉や関節をゆるめると、その場では肩が軽く、腰が伸びやすくなります。ただ、広がった範囲を支える筋肉が働かないままだと、座る・スマホを見るといった日常の姿勢で、数日のうちに元の位置へ引き戻されます。「整体に行った直後は楽なのに、すぐ戻る」という感覚は、この仕組みで起きています。
ジムだけの場合
反対に、硬さが残ったまま鍛えると、動かない関節の代わりに別の場所が動きます。たとえば胸や肩甲骨が硬いまま腕を頭の上に上げる種目を行うと、腕を上げきるために腰が反り、背中ではなく腰に負担がかかります。頑張るほど、もともとの崩れた動き方が強化されてしまいます。
別々の日に通う場合
整体とジムを別の日に通う場合、整体で整えた状態が、ジムの日までに戻っていることがあります。また、整体の担当者とジムのトレーナーが別々だと、「どこがゆるんで、どこを鍛えるべきか」という情報がつながりません。
理学療法士が最初の評価で見ること
B.E.Tの代表トレーナー向井崇敏は理学療法士(国家資格)で、総合病院と訪問リハビリで5年間臨床に携わってきました。整体でどこをゆるめるかは、毎回の最初に行う評価で決めます。
腕を上げたときに腰が反るか
壁に背中をつけて両腕を上げ、途中で腰が壁から離れないかを見ます。離れる場合は、胸の前や肩甲骨まわりが硬く、その不足を腰で補っています。
仰向けで片膝を抱えたとき、反対の太ももが浮くか
仰向けで片方の膝を胸に引き寄せ、反対の太ももが床から浮くかを確認します。浮く場合は股関節の前が硬く、立ったときに骨盤が前に傾いて反り腰になりやすい状態です。
呼吸で下の肋骨が動くか
息を吸ったときに下の肋骨が横に広がるかを手で触れて確かめます。広がらず肩が上がる呼吸だと、首や肩の筋肉が呼吸のたびに働き続け、肩こりの背景になります。
評価で「どこが動いていないか」がわかると、ゆるめる場所と鍛える場所が1本の線でつながります。
1回60分の中身:評価 → 整体 → トレーニング
評価
前回からの変化と、その日の身体の状態を、先ほどのような動きで確認します。仕事が詰まっていた週は胸の硬さが戻っている、よく歩いた週は股関節が動きやすい、といった日ごとの違いも見ます。
整体
評価で動きが小さかった場所をゆるめます。腕を上げると腰が反る方なら胸の前と肩甲骨まわり、反対の太ももが浮く方なら股関節の前、というように、気になる場所ではなく原因の場所に手を当てます。整体のあとに評価と同じ動きをもう一度行い、変化を確かめます。
トレーニング
ゆるめて広がった範囲を、自分の筋肉で支えられるようにします。胸と肩甲骨が動くようになった方は、腕を上げたまま腰を反らさずにいられるよう背中とお腹の深い筋肉を使い、股関節の前がゆるんだ方は、骨盤を立てたままお尻で立ち上がる練習をします。
体型の変化も目指す方は、目標と期限から1日のカロリーとPFCを設計し、無料アプリ「カロみる」の記録を来店時に対面で振り返ります。整体とトレーニングの考え方は整体×トレーニングとはのページでも紹介しています。
自宅でできるセルフチェックと、よくある失敗
セルフチェック:壁での腕上げ
- かかと・お尻・肩甲骨を壁につけて立つ
- 腰と壁のすき間に片手を入れておく
- もう片方の腕を前からゆっくり耳の横まで上げる
- 上げる途中で、入れた手に腰が当たらなくなる(すき間が広がる)かを感じる
すき間が広がるなら、胸や肩甲骨の代わりに腰が動いています。整体とトレーニングを組み合わせて変えていきたいポイントです。
現場でよく見るパターン
- 整体ですっきりした日に、そのまま重い物を持つ・長時間座る
- 痛いところ、こっているところだけを強く揉んでもらう
- 硬さが残っているのに、ジムで重さや回数だけを増やす
心斎橋でジムが続かない理由については、心斎橋のパーソナルジムが続かない理由でも掘り下げています。
受診を先にした方がよいケース
B.E.Tの整体は医療行為ではなく、医師が行うような診察や処置はしません。次のような症状がある場合は、整体やトレーニングの前に医療機関を受診してください。
- 手足のしびれがある
- じっとしていても痛みが続く、夜中に痛みで目が覚める
- 転んだ・ひねったなどのきっかけで急に強い痛みが出た
- 関節が腫れている、熱っぽい
受診して運動してよいと言われたあとの体力づくりや、痛みが落ち着いたあとに動き方を見直したい場合は、評価で状態を確認しながら進めます。
心斎橋駅からの通い方と初回体験
B.E.Tは大阪市中央区南船場4-14-1 南船場BRICK 502にあります。心斎橋駅からは地下街クリスタ長堀の北12番出口が最寄りで、徒歩5分です。御堂筋で買い物をした帰りや、心斎橋で働く方の仕事終わりにも立ち寄りやすい場所です。営業は8:00〜23:00、完全個室・1枠1組で、ウェア・シューズ・靴下・タオルは無料でお貸ししています。心斎橋エリアからの通い方は心斎橋 パーソナルジムのページにもまとめています。
長堀橋側から通う方は、長堀橋で整体とトレーニングを一緒にもあわせてご覧ください。
まずは自分の身体のどこをゆるめ、どこを鍛えるべきかを知りたい方は、初回体験90分(¥5,500)の空き枠をネット予約から選べます。
よくある質問
Q. 整体とジムはどちらを先にするのがいいですか?
整体で関節の動く範囲を戻してから、その範囲を支える筋肉を鍛える順番がおすすめです。ゆるめた直後に鍛えることで、整えた動きを自分の筋肉で保てるようになり、日常で元に戻りにくくなります。
Q. 心斎橋で整体とトレーニングを1回でできるところはありますか?
B.E.Tは心斎橋駅から徒歩5分で、1回60分の中で評価・整体・トレーニングを続けて行います。理学療法士が評価で原因を確かめてから、ゆるめる場所と鍛える場所を決めます。
Q. 整体だけ通っても体型は変わりますか?
整体で姿勢が整うと見え方が変わることはありますが、広がった範囲を支える筋肉が働かないと元に戻りやすくなります。体型を変えたい場合は、トレーニングと食事の記録を組み合わせるのがおすすめです。
Q. 痛みがあっても整体とトレーニングを受けられますか?
動かしたときの重さや張り程度であれば、評価で確認しながら進めます。しびれ、安静時の痛み、急な強い痛み、夜間痛、腫れや熱感がある場合は、先に医療機関を受診してください。